確定拠出年金のその後についてです。
何人かの方から、2ヶ月ほど前の「確定拠出年金のレター送付のその後は?」とメールをいただいたので経過をお知らせししたいと思います。思った以上の広がりですごく楽しみです。
メールをいただいた3人のかたのうち2法人はすでに厚労省への届け出のための書類をお預りしました。
企業型確定拠出年金導入のプロセス
- 導入決定
- 就業規則等の確認
- 厚労省提出書類の作成。厚労省提出
- 社内での制度説明会
- 事業所登録完了
- 社内での運用商品説明会
もう1法人は書類準備中で、結果として、レターを出した直後に期待した通りの進捗になっています。これから厚労省提出書類を作成し、院内での職員さん向けの制度導入説明会、申請受理後に運用商品説明会へと続きます。
当初予想していたこと
理事にとっての所得控除の利用を企業型の選択制401K でできる、というメリットを感じていただけるであろう(個人型23,000円から企業型55,000円に月額拠出額が増額)。
これはほぼ予想通りでした。所得税の重税感は高額納税者にとってはとても大きいですね。
予想以上だったこと
職員さんの退職金についても機会があれば、良い制度なら、と考えているクリニックが多かったこと。
私が企業型確定拠出年金をご案内したクリニックは診療報酬もとても多く、職員を大切にしている、ということもあると思いますが「職員にとっても良い制度なら検討しましょう」とおっしゃるところも多かったですね。
さらに、手紙をお送りした5件以外にも1ヶ月ほど前からご案内を始めたのですが、やはりとても好意的な反応です。
先の5件以外でも簡単に話しただけでお付き合いがある医療法人は勿論、初めてお会いした医療法人も、すべて前向きに検討したい、とおっしゃっていただいています。
紹介をいただいて始めてお会いした整形外科
お付き合いがある眼科2件
お手続き書類をいただいたクリニックから3件のご紹介、など。
選択制の企業型確定拠出年金をツールに今まで以上に開業医マーケットでの広がりを感じています。
開業医は勿論のこと、企業へのアプローチ、付加価値提供のツールとして、確定拠出年金についてお話してはいかがでしょうか?