少子高齢化で●●が不足する!
すぐに思いつくのは、年金・介護・医療などの社会保障制度、ですよね。
実はもう一つ、もしかするともっと重大な懸念がある、と言われているものがあります。
保険商品で解決できるかどうかわかりませんが、このような話材は、少子高齢化を考えていただくきっかけになるのではないでしょうか?
皆さんの中には献血をしたことがある方も多いかもしれません。
ご存知の方も多いと思いますが、血液不足が少子高齢化で懸念されているのです。
献血された血液は輸血や血液製剤などとして使われます。
一般に、輸血と言うと、大きな事故などで行われている印象があったのですがいかがでしょうか?
実際にどのような治療に使われているのか東京都輸血状況調査(H27年) 4P上右図で見てみると、
血液が多く使われる疾病ベスト3
1.悪性新生物 36.1%
2.血液・造血器 20.9%
3.循環器 15.7%
この上位3つで70%超を占めています。
また、血液を使っている人の年齢を見ると、
60歳代 18%
70歳以上 56%
と60歳以上の人が全体の3/4を使ってます。
文字通り、高齢者がかかる疾病に使われているということなんですね。
一方、献血をすることができるのは、16歳~69歳までです。
厚生労働省HP
16歳~69歳というと随分と幅広い年齢の人が献血をすることができるのですが、実際には何歳の人が多く献血をしているのでしょうか?
10代 5.2%
20代 16.2%
30代 18.6%
40台 29.1%
50代 22.2%
60代 8.7%
日本赤十字社HP 8P参照
当然と言えば当然ですが、献血をしている人の9割以上は60歳未満の人です。
では、献血を多くしている20歳~59歳までの人口は今後どうなっていくのでしょうか?
国立・社会保障人口問題研究所(出生・死亡とも中位推計)によると、
2015年 → 2025年 → 2035年
20歳~59歳 約6270万人(49%) → 約5863万人(48%) → 約5080万人(44%)
60歳以上 約4242万人(33%) → 約4449万人(36%) → 約4717万人(40%)
と、献血をする主な世代である20代から50代が減少し、主に血液を使う60歳以上が増えていくことが推計されています。
まさに年金などの社会保障制度で起こっていることと同様のことが起こっているのですが、実は大きな違いがあります。
まだ多くいる若い人から沢山献血をしてもらい備蓄しておくこと、
将来のために自分で準備をすること、
ができないのです。
血液には有効期間があり、長いもので1年、短いものだと4日間だそうです。
日本赤十字社 東京赤十字血液センターHP
また、社会保険料や税金のように強制的に献血量を増やすことも困難です。
このように少子高齢化は様々な課題を抱えています。
勿論、社会保障の問題もその一つですが、血液と違い、準備をすることができます。
お金には、有効期限もありませんし、補完するための商品もあります。
しっかりと準備するお手伝いをしていきたいですね。
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