今後予想される高齢化の中、生命保険の役割は益々多岐に及びます。
従来は家族や親せきが手助けをしていましたが、老老介護や経済的な問題でそれも難しくなっていくかもしれません。そのために、少しづつ、準備をする必要があるのではないでしょうか?
このニュースはまさにそのような状況を話すきっかけになりますね。
日本経済新聞(2018年5月21日)によると、
施設の95.9%が入所時の契約書に身元保証人、身元引受人の署名を求めており、このうち30.7%が「署名がないと受け入れられない」と回答しているそうです。
保証人にの求める役割としては、
・緊急時の連絡先
・遺体や遺品の引取り
・入院時の手続き
・利用料の支払いや滞納時の保証
との回答が多かったとのこと。
厚生労働省は身元引受人がいないことは受け入れ拒否の正当な理由にならないとの立場ですが、現実には、利用料の滞納などは勿論ですが、遺体の引取りなどが担保されないと受け入れは難しいように感じます。
今後は生命保険の機能がこのようなことにも対応していくようになるかもしれませんね。
日経新聞 2018年5月21日
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30748910R20C18A5CR0000/