来週には平成29年度予算が衆議院を通過する見込みとの報道がありました。
この中で特に私たちと関連が深いところはチェックしておきたいですね。
まずは全体像です。(財務省HPより)
数字はざっくりでよいので把握しておくとよいでしょう。
よく言われますが、家計に例えるとイメージがつかみやすいですね。
支出は、
医療費が325万円、故郷への仕送りが156万円、教育や生活に259万円、借金の返済に235万円なので975万円かかりました。
一方収入は、
お父さんの年収は、577万円、奥さんのパートが54万円なので、家計収入は631万円です。
344万円足りないので新たな借金を今年もしてしまいました。積もったローン残高は1億626万円です。
あなたの家がこのような状態だったらどうしますか?教育や生活はけずれないですよね。
なんか調子がわるいなあ、と言っているおじいちゃん、おばあちゃんに、ちょっと様子を見てから病院に行ってね、というかもしれませんね。
まさにそのようなことが国でも言われています。
こちらも財務省HPからですが、
子供の教育や奥さんが働きやすいようにはする。
一方社会保障費については、「改革工程表」等に沿って負担能力に応じた公平な負担、給付の適正化などの観点から医療・介護制度改革(高額療養費、高額介護サービス費の見直し、後期高齢者の保険料軽減特例の見直し、介護納付金の総報酬割の導入など)を実行、と明記されています。
どのような部分が自助になるのか?自助になる部分で家計の収支バランスを崩す部分とそこまでバランスを崩さない部分はどこかを判断してプランニングをすることがこれからは大切かもしれませんね。
特に来年は医療と介護の同時診療報酬改定です。この分野も要チェックですね。