2017/2/26 日経です。
記事の冒頭、「介護は嫁の仕事なのだから、そんな制度を作るより嫁たちをリフレッシュ旅行に連れて行ったほうがよいだろう」
制度スタート時のある自治体の首長の言葉として紹介されています。
介護法ができたのは1997年、施行が2000年なので、わずか20年足らずで大きく様子が変わってきたのですね。
さて、だれが考えても社会保障費負担は増える方向にあり、自助について真剣に考えなくてはならないのはわかっているのですが、少しだけ工夫してお伝えするとより効果的にお客様に伝わるのではないでしょうか?
上手に伝えるコツの一つに対比、イメージ可、があります。
以下の数字を把握しておいて過去との対比で伝える。
イメージしやすいものと並べて伝える。
600万人と言うと兵庫県の人口より多い、いまでも兵庫県まるごと要介護認定者っですが、2025年には愛知県全体が要介護認定者になる、ということなんですね。
介護給付費 | 介護認定数 | 介護保険料 | |
---|---|---|---|
制度開始時 | 3.6兆円 | 200万人 | 2900円 |
2015年 | 10兆円 | 600万人 | 5500円 |
2025年 | 19兆円を超える | 750万人を超える | 8200円 |
厚労省HPより抜粋
病院のベッドの数やあり方、高額療養費制度の在り方など2025年に向けて制度が大きく変わっていきます。今の制度を把握するのは勿論ですが、今後の社会保障制度の方向性も加味してプランニングをすることで、よりお客様に喜んでいただけるのではないでしょうか?